事業案内
児童発達支援
1歳半からのお子さんが対象です。
お子さんが過ごしやすい環境の中で遊びを提供・その中で集団生活の中で生活・学ぶ準備をしていきます。
放課後等デイサービス
就学後から18歳迄のお子さんの放課後の生活及び学校休業日にご利用いただきます。
学校で作成される個別の指導計画と連携させ、個別支援計画を作成。目的にそった療育活動に参加していただきます。
よろず相談
ご家族の方の子育ての悩みをこども専門の心理師がお聞きします。
相談のご予約は問い合わせページから可能です。
保育所等訪問
令和5年度4月より開始予定です。
個別支援計画を作成し2週間に1回。お子さんの通園・通学施設に伺い、直接的な支援と職員の方との情報共有を行います。
各種サービス 学校/家庭等訪問
ご利用者さまのみが利用できるサービスです。
家族支援加算①
月4回までご家族(ご兄弟)を含むご相談に応じます。
家族支援加算②
月4回までペアレントトレーニングやピアカウンセリングを行っています。
保育所等訪問
令和6年7月1日 福島県の指定を受けました。(本施設玄関に掲示しております)
保護者面談・訪問先の事業所との打ち合わせの後、個別支援計画を作成し、2週間に1回程度お子さんの通所・支援をします。
関係機関連携サービス①
お子さんを介しての関係機関・医療機関・学校・保育所等の幼児教育施設等と、お子さんに関しての相談支援会議を開催し、情報を共有します。
関係機関連携サービス②
通園・通学施設に伺い、保護者の方の困り感をお伝えしたり、事業所での様子から見えてきたお子さんの情報を提供したりします。
ますとのサービス内容
①お子さんのますとでの生活時の様子から、以下の項目に注目しながら分析し、個別計画を策定します。
〇子どもの能力の分析
・粗大な動き(走る・歩く・座るなどの運動と姿勢はどうか)
・微細な動き
-手先の器用さ:はし・スプーン・はさみ・鉛筆などの仕様
-目の動き:注視・より目・物を追いかけるなどの眼球運動
-口の動き:口に物を入れる・言葉を発する・食べる(咀嚼)・流涎(唾液のえん下機能)といった口元運動
・応用的な運動(スキップ・縄跳びなど)
・知覚処理(聴覚・直角・味覚・前庭覚・固有覚など)
・知覚・認知能力(認識してどのように処理するか)などの感覚および知覚機能
〇活動の分析
・コミュニケーション能力などの社会性に関する力
〇環境の分析
・心理・社会的側面(生活環境や自尊感情の育ち)などの人との環境に関する相互作用
②ますとでの生活を通して、支援プログラムを立案し、実施しています。
・本人に対する理解を深め、発達を促し自己対処能力(エンパワメント)を引き出し、自立を支援します。
・人的環境の工夫
-周囲の人の言葉がけの方法や接し方などを工夫することで、本人が過ごしやすくなるように支援します。
・物的環境の工夫
-さまざまな環境から刺激を整理し、道具(センサリーアイテム等)の利用を図ることで、本人の活動を支援します。
・社会的スキル訓練(SST:Social Skills Training)
-対人関係を中心とする社会生活技能のほか、疾病の自己管理技能や、人が社会で他の人と関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身に着けます。
・日常生活における基本動作の訓練
-食事動作訓練:箸・スプーン操作、口の中の取り組み動作などの訓練を行います。
-排泄動作訓練:下衣の着脱、後始末動作の訓練を行います。
-行動動作訓練:上下衣の着脱、靴下・靴の着脱動作などの訓練を行います。
・学習障害に対する支援
1.就学前のリスク要因への対処(注視・多動・かんしゃくなど)
2.就学前後の読み書きの支援
-言語性ワーキングメモリの弱さを示す児童への支援
-視角認知・形態の記憶に困難を持つ児童への支援
3.障害特性に応じた読解困難への対処
〇その他(児童の必要に応じて)
-パソコン・タブレットの使用方法の指導(扱い方から文章作成まで)
-ネットリテラシーの指導
-言語訓練
-集団生活適応訓練
実費料金表
令和6年7月1日 現在
項目 | 内容 | 料金 |
各種検査*1 〔保護者が希望された場合〕 いくつかの検査を組み合わせてお子さんの発達と療育ニーズを把握します。 | 発達検査…心理師が対応します。 ・新版K式発達検査 ・K-ABCⅡ ・WISC-Ⅴ知能検査 ・DN―CAS認知評価システム | 各3,000円 |
・Vineland-Ⅱ適応行動尺度 | 3,000円 | |
・感覚プロファイル | 2,000円 | |
言語検査 言語聴覚士が対応します。 ・PVT-R(絵画語い発達検査) ・構音検査 ・質問-応答関係検査 | 各1,000円 | |
ビジョントレーナーが対応します。 ・WAVES検査 | 各3,000円 | |
検査報告書の作成(学校・医療用) | 3,000円 |
備考
*1各種検査については、主治医が決まっている場合は主治医の指示書等が必要となる場合があります。
なお、発達支援センターますとにおいて行なう発達検査は、発達状況の確認し個別計画に反映するために行います。
検査概要
<新版 K 式発達検査 2020>
知的発達、運動機能を「姿勢・運動」「認知・適応」「言語・社会」の各領域から、発達が何歳くらいの子どもの平均的な発達水準に相当するか(発達年齢)を調べ、検査場面を通じて個性を把握します。
<K-ABCII発達検査>
認知処理能力に加え、語彙・読み・書き・算数の基礎的学力を測定できる検査です。子どもの状態だけでなく、困難さの背景要因を把握し、検査結果を教育的指導や支援に結び付けることが可能です。
<WISC-V知能検査>
最も代表的な知能検査の一つです。この検査で得意なことや苦手なことをとらえ、全検査IQを測定することにより、知的発達の遅れを評価します。目的は、お子さんのつまずきの能力的な原因と対策です。
<Vineland-II 適応行動尺度>
主に適応行動(コミュニケーション・日常生活スキル・社会性・運動スキルなど)について調べます。支援などの環境によりスキルが身につくことで、適応行動は変化し日常生活の適応を高めることが可能です。
<DN-CAS>
認知機能の評価、LD(学習障害)や ADHD(注意欠如多動症)、高機能自閉症などのお子さんに見られる認知的偏りの傾向を捉えることができ、その援助の手がかりを得るために有効です。
<KIDS 発達スケール>
9つの項目(運動・手指などの動き・言葉の理解・話せる言語・概念・対子ども社会性・対成人社会性・しつけ・食事)について日頃の様子をよく知る身近な方に質問し、領域ごとの発達年齢を調べます。
<遠城寺式発達検査>
運動・社会性・言語の3分野6項目から構成され、発達の個性を見出すことを目的とした検査です。日頃の様子をよく知る身近な方に質問し、特に心身障害児の発達状況を比較的簡単に把握します。
<S-M 社会生活能力検査>
日常場面の様子から社会生活能力の発達を捉える検査です。日頃の様子をよく知る身近な方に質問し、領域ごとの発達年齢と社会生活年齢(SA)と社会生活指数(SQ)が算出できます。
<感覚プロファイル>
感覚について本人がどう感じているかは他者にはわからないために、理解されにくく生活する上で大きな困難が生じやすくなります。検査で課題をとらえ、特性に合わせて環境を調整し、支援の実践につなげます。